kml:
自転車といっしょに電車乗降、秩父鉄道が試験運行(読売新聞社)(読売新聞) - Yahoo!ニュース
秩父鉄道(本社・埼玉県熊谷市)は、埼玉県と連携し、12月4日から来年1月31日までの毎日、自転車を電車に持ち込める「サイクルトレイン」の試験運行を秩父市内の御花畑―三峰口駅間(12キロ)で行う。
同社の乗車客数はピーク時の3分の2程度に減っており、自転車ユーザーを新たな客層として取り込むのが狙いだ。埼玉県によると、県内では、臨時列車を使った同様の企画は過去にあるが、定期運行の列車で導入するのは初めてという。
秩父鉄道の1日当たりの平均乗車客数は、2008年度は2万3651人。03年度以降は2万3000人台が続いており、ピークだった1991年度の3万5321人より約3割少ない状況だ。埼玉県は、サイクルトレインで乗客を増やそうと、今年8月、同社に働き掛けていた。
試験運行で利用できるのは、自転車を乗降させるのに問題がないと判断した秩父市内の御花畑、武州中川、武州日野、白久、三峰口の5駅。時間帯は午前8時30分から、上りは三峰口駅午後5時45分発(土・休日は午後6時18分発)、下りは御花畑駅同4時50分発(同6時10分発)まで。SLパレオエクスプレスや急行、西武鉄道直通を除く列車の先頭車両に持ち込める。
乗車券や定期券、回数券があれば、事前申し込みや追加料金は不要で、1人1台まで自転車と一緒に乗車できる。自転車を折りたたんだり、袋に入れたりする必要はない。ただし、車内が混雑している場合は、安全上の理由から利用できない場合もある。
秩父鉄道では、サイクルトレインで健康促進や「エコ」をPRし、自転車で駅周辺のサイクリングや観光を楽しんでもらうほか、地元の人にも買い物など生活の足として活用してもらうことを狙っている。
乗客を対象に利用時間や区間などについてアンケートを実施し、導入の効果と課題を検証する予定で、同社は「好評なら、試験運行後も継続して通年運行させたい」としている。
問い合わせは、同社運輸課(048・523・3822)へ。